評価チャート
2021年モデルのCX200 TOUR 18×20を使いたいけど自分に合うかわからない…
打感や性能を詳しく知りたい!
・打感や弾き感などの「感覚」
・飛び感やスピンのかかりやすさ、耐久性などの「性能」
・どんなプレイヤーに合うかの「適性」
では、最初に「CX200 TOUR 18×20の特徴」をザックリとご紹介します!
・芯を喰ったような打感が心地いい
・弾道低めのフラットショットが打ちやすい
・スピン性能は無いに等しい
・一般の方には「16×19」をオススメします
最初に言っておきますが、一般人にとって「CX200 TOUR 18×20」は全く「実用的」なラケットではありません(笑)
ただ、前作と同じく、「18×20」だけかなりオシャレな箱に入っていて、グリップが初めからレザーになっているので、マニア気質な方にはかなりウケそうです!
あまり需要は無い気がしますが、一応インプレした感想を書いていきたいと思います。
以下で詳しく解説していきますね!
【2021年モデル!】 DUNLOP CX 200 TOUR (ツアー)18×20 インプレ・評価・レビュー
CX 200 TOUR (ツアー) 18×20 2021 商品詳細
全長 :27
平均重量 :315g(フレームのみ)
フレックス :RA63
ストリングパターン: 18×20
平均バランスポイント :310㎜(フレームのみ)
グリップサイズ :2・3(レザーグリップ仕様)
サイズ:フレーム厚: 20.5㎜フラット
カラー: レッド×ブラック
素材 :グラファイト、高弾性グラファイト、高反発ウレタン、制振ゴム
レベル(目安): ゴリラ~ケビン・アンダーソン
同じ95インチの「CX200 TOUR 16×19」よりも、平均重量が5g増え、レザーグリップに最初から巻き替えられており、ストリングパターンが「18×20」となっています。
実際に試したセッティングがこちら
打球感
前作よりもしなり感や「柔らかさ」を感じる
✅前作よりも柔らかく感じ、尚且つハッキリした打感になっていました!
前作の「CX 200 TOUR 18×20」は若干カンカンと弾く感覚があり、その硬さで飛ばしている印象だったのですが、
今作は前作よりも「しなり感」を強く感じ、また「柔らかい」感覚がありました!
打感は柔らかくなりつつも、打感がボヤける感じはせず、ボレーやドロップショットの際の絶妙な「タッチ感」は手にきちんと伝わってきます…‼レザーグリップのおかげもありますね!
かなりハッキリした打感で、スイートスポットを外した際には
そこスイートスポットとちゃう!
と教えてくれるので、ラケットにレッスンされているような感覚になります!笑
芯で捉えた時の打感が最高
✅打感がとにかく最高でした!
特に芯で捉えることが出来たときの打感は格別です!
前作もそうだったのですが、プロスタッフに似た打ち心地の良さがあり、通常の「CX200」では感じる事が出来ない、95インチのCX200 TOURだからこそ味わえる打感だと思います!
後ろから前に「フラットめ」に当てて押し込むように打つことで、
ボールをグッと包み込んでくれる感じが強く感じられ、「球持ち感」がかなり良くなった印象です!
ストローク
パワーアシストは感じない
2021年モデルの「CX200 TOUR 16×19」は使いやすく感じたので、
18×20も打ちやすくなってるんじゃね?
って思っていましたが、やっぱり18×20は別物でした…。
✅飛ばしづらく、パワーアシストは無いに等しいです!
常にガンガン振っていれば使えなくは無いのですが、ギリギリ届いた際の球際のショットやランニングショットなども、ラケットのパワーアシストが無いので、自分のパワーで「飛ばす」必要があります。
ラケットのパワーなんていらない!自分の力で飛ばしたいんだ!
って方や、ワザと飛ばないラケットを使って、
難しいラケット使ってる俺凄いでしょ!
って自慢したい方にはおススメです(笑)
低い弾道のフラットが打ちやすい
✅ネットすれすれのフラットで打ち込めます!
良くも悪く18×20なので、「弾道を上げてくれるアシスト」も、「弾道の上げやすさ」も感じなく、ネットすれすれのボールしか打てません!
スピン性能に関しては全く期待しない方が良いです!
ですが、「弾道が上がらない性能」を活かし、厚く当てて「低く」、フラットで強く打つことで、「深くて重いボール」を打つことが出来ます!
後ろから前にスイングする方だと、体重も乗ってさらに重いボールが打てそうですね!
自分からガンガンスイングするのが基本ですが、面ブレの無さを活かしつつ、ナチュラルやナイロンのガットを張って、相手のパワーを利用して打つ「カウンター系」のテニスをしてみても面白いかも!
ストロークの重要なポイントは「厚く」、「低く」、「強く」です!!
かなりコントロール性に優れている
✅かなりコントロール性に優れています!
CX200 TOUR 18×20はダンロップのラケットの中でも最上級の「コントロール」系のラケットなので、「楽をしたいから使用する」というラケットではなく、プレイヤーの力量がそのまま影響する、反映されるラケットです。
なので、意図しない方向にボールが飛んで行ってしまうなど、プレイヤーが邪魔だと思うことはせずに、自分の打ちたい「ボールスピード」、「スピン量」、「コース」を再現してくれます!
多少の難しさは感じるかもしれませんが、通常のCX200よりもフェイスが小さく、面ブレも少ないので、狙ったコースにドンピシャで打っていける爽快感を感じると思います!
スピン性能
スピンは掛からないラケットと割り切るべし
✅スピンは掛けにくいです!
まあ当然だよね…。18×20だし、ボックス系だし…。
掛からないことは無いのですが、変にスピンを掛けてしまうと浅くなってしまう事が多かったです。それに、無理に弾道を上げてしまうと、スピンが掛かりきらずにフカしてしまう印象でした。
フラット系のショットしか打たない!
スピン性能なんて最初から期待してない!
って方に良いかもしれません!(それでも管理人的には16×19をおススメしますが…)
回転も求めるなら「16×19」
✅スピン性能も求めるのなら、16×19の方がオススメです!
「16×19」と「18×20」では、弾道の上げやすさ、引っ掛かり感の良さが全く違います!
16×19はフラットからスピン系まで幅広く扱える「万能」な印象でしたが、
18×20は良くも悪くも「フラット特化」のラケットなので、使える方が限定的になってしまいます。
CXシリーズの特徴でもある、「スライスのノリ」に関しても、
「16×19」の方が引っ掛かり感が感じられて「回転量」の多く、「伸びる」スライスが打てる印象でした。
ボレー
意外とボレーはしやすい!
✅ボールが真ん中に当たったときは「かなりクリア」な打感で、しっかりコントロール出来ます!
また、ダブルスでの「ボレーボレー」の展開になった際にボールが速すぎて、ラケットセットが間に合わない…。
予期せぬ咄嗟のボレーで、ボールを返せはするけどコントロール出来ない…。
そんなシチュエーションありませんか?
✅CX200 TOUR 18×20は、トップライトと95インチということもあって、「ラケットの取り回し」がかなり良く、どんなに速いボールの飛び交う展開になったとしても、ラケットセットが間に合わないなんてことはありません!
そしてボレーのコントロール性能が非常に良く、咄嗟のボレーでもコントロール出来ます!(スイートスポットに当たれば)
サービス
サーブのスイングスピードが爆上がり
ちゃんと振れる方ならサーブのスイングスピードが爆上がりするので、
✅サーブスピードが上がります!
ストローク同様、通常のCX200よりもきちんと振れる方なら、勝手にラケットが走ってくれる感触があり、スピードを出しやすく感じると思います!
スピン系のサーブに関しては、ラケット自体のスピンアシストは少なく、サーブで「跳ねさせる」には、プレイヤーの技術次第だと感じました!
「16×19」の方が、ストロークと同じく「引っ掛かり感」があり、スピンが掛かった印象!
向いているプレーヤー
✅芯を喰ったような打感が好きな方
✅よりネットすれすれのフラットを打ちたい方
✅厚く当てて「押す」ようなスイングの方
✅CX200 tour 16×19で飛びすぎてしまう方
インプレまとめ
どうでしたか?
一般人にとって「CX200 TOUR 18×20」は全く「実用的」なラケットでは無いので、実用的なラケットが良い方や、試合に出る方には「16×19」をオススメします!
「16×19」と「18×20」では、弾道の上げやすさ、引っ掛かり感の良さが全く違い、16×19の方が「圧倒的」に扱い易いです!
✅CXシリーズの特徴でもある、「スライスのノリ」に関しても、16×19の方が引っ掛かり感が感じられて「回転量」の多く、「伸びる」スライスが打てる印象でした。
なので、
18×20の打感が好きなんだよなあ…。
フラットしか打たないからスピン性能はなくていいや!
って方やゴリラにしか、「18×20」はオススメしません!
結論!一般人では「18×20」の恩恵を受けるのが難しいので、「16×19」を使いましょう!
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